「傲慢」とも「日和見」とも違う、メルケル流のケンカの作法
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住んでると分かりますけど、ドイツは政治について議論するのは当たり前。日本みたいに政治に関心を持ってる人を煙たがる国と比べれば、政治家のレベルもそれだけ違う。
今回のメルケル首相と安部首相との会談の翌日、朝刊各紙の見出しがバラバラなのが面白かった。朝日新聞は「歴史の総括」に焦点を当て、読売新聞は「ウクライナ情勢」。私は踏み込まないだろうと思われていた歴史問題についてかなり率直に言及したことに驚いた。何事にも慎重と言われるメルケル首相が言及するからには、それなりの覚悟と戦略があったはず。おそらくドイツ最大の貿易国である中国との関係もあるのだろう。
やはりメルケル首相の言動は戦略としたたかな計算に裏打ちされたものだということが分かります。
来日時の講演を朝日新聞社で行ったのも、そこには彼女なりの計算があっての行動なのでしょう。
やはり、メルケル首相はただ者ではない、タフ・ネゴシエーターだということが理解できました。