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タイ首相選、選出失敗なら「第2党が首班に」 ピター氏

日本経済新聞
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  • 川端 隆史
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    ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

    タイの政局。この記事に補助線をいくつか引いてみる。

    Qなぜ首班指名がスムーズにいかないのか。選挙で最大党となった政党の候補が「上下両院の過半数の支持を得られず」はなぜなのか?

    A上院は軍および警察関係で占められているため。記事では「国軍の影響下にある親軍派や上院が反発しており」とふれられている。これは反発もあるが、反発だけでなく、構造的な問題がある。下院は500議席、上院は250議席。単純に考えて、上院が軍系にとられていることを考えると、376議席をもっていなければ首相になれない。現政権に反対する勢力は、単独ないし連立で376以上を目指すことになる。単独では極めて困難。そのため、連立となるが、タイの現在の政治は、大きな政党がいくつか、ではなくて、あまり規模の大きくない政党がかなりあり、それをかき集める必要がある。これも容易ではない。したがって、前進党の151議席は大健闘したものの、首相を出すには複数のハードルが存在していた。

    ということで、例えば、タイの政局について説明をうける場合、説明をしている人が本当に分かってしているかどうかは、単純に反発や政局の混乱という説明だけでなく、上記の構造的な点に触れているかが判断ポイントです。そして、これは政局の混乱でも混迷でも無く(日経記事は書き手が分かっているのか、そういう言葉をつかっていない)、構造的にそうなる状況だったという、ある種の「予定調和」。

    という手法については、トピックスのウエビナーで話そうと思います。
    https://newspicks.com/topics/asia-geo-economics/posts/67


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