2023/7/23

【槙野智章】目指すは「型破り」な監督

玄 基正

NewsPicks 編集部

「ファイター」という称号がふさわしい。

ピッチ（サッカーグラウンド）上では誰よりも闘争心にあふれ、ムードメーカーとしてチーム、そしてファンをまとめ上げた。

去年12月、元サッカー日本代表の槙野智章氏は17年にわたる現役生活を引退し、第二のキャリアを歩み出した。

そんな槙野氏が新たに目指すのは「監督」。しかし、聞いてみると「監督だけ」ではなさそうで、経営者の顔も持つ。

今後「ファイター」はどこに向かい、ピッチ外で人々を盛り上げていくのか。

NewsPicks編集部は槙野智章氏を直撃し、「監督」への思い、そして知られざる大きな野望を語ってもらった。

INDEX

• 目指すのは監督
• 変わるべきところはたくさんある
• スタジアム建設にも携わりたい
• チーム作りで重要なのは「観察力」
• 現役時代から引退後を考えていた

コメント

注目のコメント

• 玄 基正

  日経BP 編集部

  ・2023年07月23日

  「勝つことだけが監督の仕事じゃない」
  
  小中高とサッカー漬けだった私にとっては、衝撃的なパンチラインでした。
  
  地域を盛り上げ、一人でも多くの人がサッカーを好きになるような環境を率先して作っていく。
  
  まさに新時代の「ネオ監督像」ですが、背景には槙野氏の明確な問題意識があります。
  
  監督として、そして日本サッカーの変革者として「槙野劇場第二章」に乞うご期待です。
• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2023年07月23日

  現役時代もご自身のポジションをDFとFWを合わせたDFWと型破りなことをおっしゃっていたことを記憶しています。
• 横山 椋大

  京都大学大学院地球環境学舎 第4期Student Picker

  ・2023年07月23日

  記事から考えたのは、今やっている仕事を辞めた先、自分は何をしたいのか、何者になりたいのかということを考えること。
  これは以前教育学部にいたときからよく考えていましたが、教員になったがもし教員を辞めた時、
  その先自分は何になれるのか、何をしたいのか。
  そう考えると、今だけでなくて長期的な目線で物事を考えられるのではないかと思います。
  私は大学生のうちに、様々な経験と実践知を身につけて
  様々なやりたいことに積極的にチャレンジできるようになりたいと思っています。