NY市場 一時1ドル=137円台まで値上がり
NHKニュース
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日米金利差に関連して2つ要因があると思います。1つは米国長期金利で、4%の壁が厚いですね。2022年以降で3回、4%を上回りましたが、わずか数日で3%台に戻ります。今回もFRBの2回の利上げを織り込んで7/6-7/10だけ4%を上回り、昨日は3.76まで大きく低下しました。米長期金利の低下が円高要因になっています。もう1つは今月中にも日銀がイールドカーブコントロール政策(YCC)を修正して金融引き締めに踏み切るのではないかという思惑です。7/7の日経新聞のインタビューで日銀出身の内田副総裁が含みを持たせたことで思惑が広がりました。発言の主が日銀出身というのがミソです。しかし、流石に総裁が正反対に粘り強く金融緩和、と言っている状況でそれはないだろうという見立てから、こちらも鎮静化しつつあります。
7月27-28日の日銀金融政策決定会合で、YCCが修正される可能性を織り込んでいることも影響しているでしょう。日経新聞によるインタビューの中で、内田副総裁が「金融仲介や市場機能に配慮しつつ、いかにうまく金融緩和を継続するかという観点からバランスをとって判断していきたい」と発言したことが材料視されているようです。YCC修正有無どちらに決まっても、市場の変動要因になりそうです。
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