上場準備・審査フェーズにおける事業計画の策定について
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注目のコメント
2種の事業計画をつくっていたとありますが、
この事業計画が達成する条件をこれこれを前提としてますという、達成するために必要なマイルストンを記載することですごくコミュニケーションがしやすくなるなぁと感じてます。
何が前提条件かをうやむやにすると、未上場のスタートアップだとほぼほぼ意思の計画書でしかないので、カオスになりますからね。noteでCFOをしている鹿島です。本記事は、note IPO連載の第4回となります。
経営企画でずっとタッグを組んでいる藤田さんによる「事業計画策定」に関するnote。IPOの肝となる分野です。
IPOを資本市場へのデビューと捉えると、事業計画は資本市場とのコミュニケーションの大本となるもの。上場審査でも投資家保護などの観点から厳しく審査されます。
事業計画をミスすると業績未達で上場できなくなる可能性が高まるため、審査の文脈では保守的に作った方が安全です。一方で、事業計画はValuation算定の基礎にもなり、グロース市場に上場するスタートアップとしてはできるだけ高い成長性を示して、自社のポテンシャルをきちんと投資家に評価してもらう必要があります(過度に保守的な事業計画はそれはそれで資本市場にとって良いことではありません)
市場への約束と、スタートアップとしての夢を語る側面もあり、事業計画策定はアートとサイエンスのバランスが求められる面白い仕事だと思います。