超富裕層は「堅実なオーナー経営者」と「地方の医者」が2強 - 資産10億超「スーパーリッチ」のデータファイル【2】職業
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この記事に取り上げられているのは”超”富裕層ですが、「資産1億円ー10億円」の富裕層(100万世帯強)をメイン対象にしているアブラハム・ウェルスマネジメントの会員属性をみると、「都内×医師」が多く、特にアンチエイジング・美容系のお医者様(30代~50代)が多い。
なお、このような富裕層調査では、よく資産1億円、資産5億円、資産10億円で区切られているが、これは数字にきりがいいだけ。
実態は、富裕層事業を10年やってきた私の主観だが、「金融資産5000万円~1億円」、「1億円~3億円」、「3億円~20億円」「20億円以上~」というセグメントで生活感や自意識が変化しているように思う。例えば表参道で髪を切るのと青森市で髪を切るのではかなりの価格差がある。地代などコストも付加されるので。一方医療はどこでも均一料金。地代の安い地域が有利なのは当然。ましてや医師不足の地域で開業すれば。
都心部では『羽振りの良い医師』と言うと美容など保険外診療分野と相場が決まっているが、お金持ちのボリュームゾーンは地方の開業医か。
以前聞いた『銀座(のクラブ)は地方のオーナー社長と医者でもつ』という言葉を思い出した。医師と結婚したいという女性は驚くほど多い。起業家、IT社長や弁護士と比べてもなお。
保険診療は価格が固定されているため、コマーシャルな要素が少なく、プロフェッショナルの中でも俗っぽさのない聖なる職業と意識され、医師の社会的地位が高くなっているのだろうと推測していたのだけど…
成功している地方の開業医は、お金も、驚くほどいっぱい持ってるのね。