ChatGPTの文章、見破るソフト 東京の企業が開発
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現時点の大学や学校では一定のニーズがありそうですね。
アンク社は、これまでもインターネット上の文書を複写して別のファイルに貼り付ける「コピペ」を検出するソフト「コピペルナー」を、国内の約700の大学・大学院、約300社の企業などに販売しているとのこと。
実際どれくらいの精度があるのかが気になりますが、仮に精度が高い場合は生成AIの文章そのまま貼り付けるだけだと、見破られそうですね。
ただ、そもそもとして、AIを当たり前に使う社会になるのであれば、そもそもの発問の仕方・評価の仕方の方が変わっていけないといけないだろうとは思います。検索したり、AIに聞けばアウトプットできることを、評価の根拠にする方が間違いという時代にもう入ってると思います。実際にChatGPTに文章を生成させた上で、その酷似度から使用箇所を類推する仕組みとのことで、教育・研究機関での盗作・盗用チェックはもちろんですが、将来的には著作権侵害の防止にも活用できそうな技術だと感じます。
最終的にはひとの目によってその内容が適切かを判断するとのことですが、こと教育現場を想定しておいて思うのは、ChatGPTで簡単に生成できてしまうような、課題・レポートではもはや”教育”とは呼べなくなっていくかもしれないということです。
with生成AI時代の方向性としては、ChatGPTなどの生成AIからうまく回答を引き出すためのプロンプトエンジニアリングなどのオペレーション教育か、生成AIでは導出できないような人間ならではの創造性・独自性を磨くための教育、大きくこの二方向に分かれていくことになるのだと思います。一定のニーズがあることは理解できるが、こんなイタチごっこをいつまで続けるのか。
生成AIを大いに駆使してなお独創性と見識のあるレポートを作ることを学生に求めたらいいのでは。