【吉か凶か】「グリーン水素輸出」にかけるスペインの野望
NewsPicks編集部
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スペインのグリーン水素にかける意気込みが伝わってきます。相当前のめりですが、水素で圧倒的なシェアを確保し、石油のサウジアラビア並みになることが目標とか。夢があります。
「欧州最大のクリーンエネルギーの拠点」を目指して、グリーン水素事業に注力するスペインの取り組みをBloombergがリポート。この分野で後手に回る他の欧州諸国に対してアドバンテージを取るのが狙いですが、需要に先んじて大量生産に踏み切ろうとするその判断を「拙速」と見る向きも。国を挙げたビジネスの行方が注目されます。
太陽光などの自然エネルギーによる発電の弱点は、電気を貯蔵しにくいこと。なので、化石燃料のように輸送・貯蔵ができ燃料としても使える「水素」という形態に変換させましょうが、グリーン水素の本質的な特長。用途としては、水素で発電して電気を利用するか、水素をそのまま利用するかの2つ。
水素を利用する側が育つまで待つのではなく、先に供給網を作ってしまおうという考えでしょうか。小型電池の技術革新・コストダウンが進む中、ハイリスクな挑戦だと思いました。