動画生成AIのRunway、1億4,100万米ドルをシリーズC調達——一部から反発受けるも、「創造力を高めるツール」と強調
BRIDGE(ブリッジ)テクノロジー&スタートアップ情報
96Picks
コメント
注目のコメント
Runwayがここまでくるには紆余曲折がありました。当初は様々な画像系AIモデルをプラグインのように走らせられるモデルライブラリーのような構想を持っていましたが、AIを使った動画加工のための編集スタジオ製品をリリースしてから徐々に注目が集まり、一番大きかったのは画像生成AIのStable Diffusionの開発にRunwayのリサーチャーが中核的なメンバーとして参加し、そこから動画生成などに発展させ製品に導入していきました。
多数のサーバ室がクラウドデータセンターに集約されたのように、映像制作が工場化する未来が見えます。AIに学習させる少数の俳優だけいれば、大量多様な映像が制作できるようになります。
生成AI映像クリエイターはむしろチャンスが広がるので、コンテンツ産業としては成長し、雇用も増大するのではないでしょうか。それは俳優やモデルの失業という痛みを伴いますが。クオリティや機能としての足る、足らないは現時点ではあるにしても、近い将来、大量のクリエイターや演者の仕事を奪ってしまうだろうなぁと思わせるプロダクトです。
エンジニアリングでもクラウドの台頭で大量のインフラエンジニアが不要になり、かつ今後も困る見通しがないことを考えると、同じことが起こるのだろうなという気はしています。