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【ミニ教養】ハーバードの人種優遇「違憲」とその裏側

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    「モデル・マイノリティ」という言葉が、米国のアジア人を指すのによく使われてきました。
     米国の制度でいう「アジア人」とは、中国人もインド人も日本人もベトナム人もフィリピン人も一くくりにしたカテゴリーで、日本人にすればずいぶん異なる親近感もない人々と一まとめにされていますが、本人がどう思おうと、アジア人はアジア人であり、アジア人としての待遇を受けます。

    「モデル・マイノリティ」というのは、アジア人はマイノリティながら高学歴であり、企業経営者も多く、医者や研究者として成功する人も多く、結果、高収入になっている、ということです。
     ほめられている、と喜んでいるだけで済む話ではなく、政治的にややこしい話です。
     「モデル・マイノリティ」としてのアジア人は、「彼らこそ米国でマイノリティが差別されていない証拠である」という実例として使われます。
     これは、裏返せば、成功していないマイノリティ=黒人とヒスパニック、は、努力していないから成功していないだけだ、差別されている訳ではないのだから、と言っているのに等しいです。
     結果、アジア人は黒人のうらみをかうことになり、黒人暴動が起きるとまず韓国人街が襲われる、といったことも起きました。
     アジア人と黒人が分断されてコントロールされている、ともいえます。

    米国は、独立前から、200年以上に渡り、白人と黒人を明確に分ける制度(それは単なる「区別」ではなく、明確な格差をつくる差別でした)を維持してきました。
     この制度はたびたび修正されてきましたが、廃止されることはなく現在まで続き、さらにアジア人やヒスパニックという新しいカテゴリーも加えられました。
     この制度が壊せない以上、アジア人はアジア人という枠の中で、社会経済的地位を向上していくしかありません。向上の主な通り道は、他の人種にとってもそうですが、教育です。
     教育という通り道でアジア人は互いを引き上げていくしかないのですが、教育という通り道を通れる枠が限られているので、どうしても他の人種との奪い合いになります。
     いずれ、民主党内で黒人がアジア人を排撃しようとすれば、アジア人は共和党に移らざるをえなくなります。


  • NewsPicks NY支局長

    今週は、偶然にも、ちょうど昨日判決が出たアファーマティブ・アクションと絡めた「アジア人と教育」について。

    多様性の政治と政策は難しいと痛感させられます。

    ちなみに、書ききれなかったのですが、米大学入学をめぐっては「Legacy Admission」という教授とかの家族や親戚が優先的に入学できる「縁故入学」みたいな制度もあり、この恩恵を一番被ってるのが白人(白人入学者の10%以上とか)ということで、こちらも俎上に上がるかもしれないし、またトップ大学は金持ちの子供ばかりになっていることから、人種ではなく、経済面での優遇制度とか、そもそも大学の枠を広げろとか色々議論が起きています。


  • U of Michigan 教授 (機械工学), 副学科長

    裏と言うからには、もう少し掘り下げでほしかったですが、まあ公共の情報から解る部分は少ないですからねぇ、こういうハナシは

    例えば、(人数的にしょうがないんですが)ハナシをややこしくしてるんですよねぇ、ここでのアジア系米国人のほとんどが中国系である事が


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