ソニー銀行、ローン債権をデジタル証券化 1口10万円で
日本経済新聞
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不動産担保ローン債権の証券化はリーマンショックでおなじみの債権流動化手法で資金調達の方法としては目新しくないですが、債権流動化とブロックチェーンとは相性良いですね。
格付会社以外にどういう関係者が絡んでいるのか興味深いです。
注目のコメント
所謂RMBSと呼ばれる住宅ローンの証券化商品ですが、デジタル証券の仕組みで小口化することで個人も買いやすい商品になるということですね。
ローン債権というとサブプライムが連想されますが、裏付け債権が投資用不動産ローンのみでリスクが限定的ということなのか。格付はAAA。まだ市場がないなかで、今回の0.3%という利回りでどのくらい需要があるのか気になりますが、そもそもこういった商品が大手の銀行や証券会社ではなくソニー銀行から出てきたことに、デジタル時代の新しい金融商品の広がりの可能性を感じます。ローン債権を証券化し流動化させるスキームの必要性は90年代の不良債権問題以降、認識が広がりましたが、①信託受益権や集団投資スキームというストラクチャー自体に起因する流動性の乏しさ、②流通市場が整備されていないこと、という二つの理由でリスク移転の仕組みとして十分に機能してこなかったと理解しています。ST化は二次流通を可能とするストラクチャーであり①は解決され、②の流通市場の立ち上がりもODXが担うことになれば証券化・流動化は一気に機能する仕組みになると思います。
非常に楽しみなニュースですね。