【罠】年収が「上がる」転職こそ気をつけて
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自分にとって、学びのある記事でした。
わたしはいまから約30年ほど前の新入社員時代は、大企業で働いていました。
もちろん、個人としても頑張っているつもりでしたが、それ以上に会社が社会に対してインパクトを出している感覚があり、「自分の価値で勝負できていない」という感覚を持っていました。
そのあとは、戦略コンサルファームに移り、そこは自分自身の価値が商品そのものであり、クライアントに指名で自分を買ってもらう。
なので、プロスポーツ選手のように、そこは自分の価値で勝負して、その価値で自分の年棒を稼いでいる感覚はありました。
ただ一方で、いざそうなってみると、以前働いていた大企業のように、個人の能力だけではなく会社という器や仕組みまでも使って世の中に価値をつくれるのも、それはそれで凄いなと再認識しました。
自分の価値や看板で勝負する、会社の価値や看板を使って勝負する、キャリアは大きく違うと思います。
ただ、どちらにせよ、価値を世の中につくれる個人も、価値を世の中に組織的につくれる会社もすごいなと思いますし、尊いなと思います。
どちらの働き方が好みかや、どちらが幸せかは、最後は自分次第かなと、いまは思っています。
なので、自分自身がなにが好きでなにが嫌いで、なににワクワクしてなにに退屈して、なにをしたいのか。
歳をとると、自分をわかった気になることもありますが、その誘惑に負けず、たまに意図的に機会をつくって、自分は何者かを自問自答をするように最近はしています。
この本からは、よい自問自答の機会をもらえそうで、とても楽しみです。
注目のコメント
執筆したエッグフォワード徳谷です。
本日、ようやく、『キャリアづくりの教科書』が世に出ました。
本書の執筆には4~5年を要しました。
私の人生も重ねてすべてをさらけ出し、本気で個の人生や組織のターニングポイントになればと思って執筆してきました。
個人のキャリアに悩む方から、部下を抱える上長、人事・経営まで、是非多くの方に手に取っていただければ幸いです。
社会のいまだないターニングポイントになることを信じています。徳谷さんの『キャリアづくりの教科書』の編集を担当したNewsPicksパブリッシングの井上慎平です。自信をもって言いますが、はじめてキャリアを網羅的に、体系的に、構造的に語った本です。そして今後これ以上のキャリア本は出ないでしょう。もうひとつ、この裏テーマを言えば、「終身雇用」が終わった時代の「雇用」のあり方を描く、社会描写の本でもあります。終身雇用の気分だけが残り、その気分すら終焉を迎えつつある、いまの日本経済にとって必要な本だと信じてます。