日産新体制、内田社長に権限集中 ナンバー2のCOO職置かず
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フィナンシャルタイムズや「選択」、各種報道によれば、内田CEOはルノーとの提携交渉に横槍をいれCEOへの野望も強いグプタCOOが邪魔で、「影のCEO」こと永井社外取締役に頼んで複数の内部告発で辞表提出させたが、それを知ったハリ・ナダ専務執行役員が内田CEOがグプタCOOを監視していたと内部告発し、役員会で本来監査委員会会長の永田氏を外し、豊田氏を会長代行とした監査委員会を設置。ロジャーズ弁護士も賛成。
今度は永井CEOが元経産省の豊田氏とハリ・ナダ氏のやり取りがコンプラ違反だと取締役会指名委員会に提出し、豊田氏とロジャーズ弁護士が退任とのこと。
Nissan’s internal leadership clash forces top executive’s exit https://on.ft.com/3Jb2DeD
《企業研究》日産自動車 陰湿卑劣な「内紛劇」その全内幕
https://www.sentaku.co.jp/articles/view/23192
日産、取締役10人選任 ルノーとの最終契約「早い段階で」と社長
https://jp.reuters.com/article/nissan-shareholders-meeting-idJPKBN2YD04S
結局、内田CEOを邪魔するグプタ、豊田、ロジャーズが辞めて、ルノーとの提携を重視する内田路線が推進されるということか。持ち株比率は15%と下げるが、ルノーが作るEV子会社アンペールへのハード/ソフト開発協力で、日産の開発力がどこまで利用され、その利益を日産が得る事ができるのか。
豊田氏がゴーンを追い出し、日産をルノーから取り戻そうとした結果がこれですか。今日の日経によれば、ルノーとの資本関係協議の停滞、PBR 0.4倍と低迷している要因への対応のために新たな執行体制をとっているようでした。