「蚊が肌に着地し血を吸う寸前に、慌てて逃げていく」花王がつくった"すごい蚊よけクリーム"の正体
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スキンケアブランドが虫除けクリームを出すことについて「肌を守れるかを考えた結果、蚊が人間の肌に降り立って、吸血のために皮膚を刺すまでの行動に着目した」という展開はとても面白いと思いました。
しかし、シリコーンオイルは化粧品や医薬品にも用いられ、高い安全性が確認されているとはいえ、ちゃんと洗わないと肌にシリコーンが残る可能性があるという懸念があるかと思います。なので「肌を守る」という意味合いに少し違和感を感じてしまいます。東南アジアの廃棄物集積所や廃タイヤ等に溜まった水から蚊が発生し、現地で健康被害が出ている現状を見てきたり、タイのプロジェクトで蚊を媒介した熱病で大変な目に遭った同僚がいたりしたため、蚊にはどうしても構えてしまいます。
私自身も虫を殺したくなく、小さな子どももいて薬剤散布もあまりしたくないので、見ただけで虫が逃げていくという、オニヤンマの模型を玄関に吊るし始めたところです。
タイでも一部の方はそうだと思いますが、ブータン人などの敬虔な仏教徒は虫の殺生を好まないため、蚊を殺さなくてもよい蚊よけがあるのは有難がられると思います。蚊による伝染病を防ぐという意味でも、精神的苦痛を減らすという意味でも、ウェルビーイングに直結するイノベーションだと感じます。蚊を薬剤で駆除するのではなく、物理的に吸血しにくい環境を人間が備える、この発想面白いです!あと、guard our future、大きな動きに繋げていくのは素晴らしいですね。
ちなみに写真にある、「don don Donki」先日駐在の方からお伺いした、知る人ぞ知る、ドンキですね。