• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

世界利上げサイクル、最大の難所に-インフレ心理定着リスクとBIS

Bloomberg.com
37
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


注目のコメント

  • badge
    日本金融経済研究所・代表理事 経済アナリスト

    グリードインフレーション(強欲なインフレ)

    ・欧米での便乗値上げと経済への影響
    世界的なモノの値段の上昇が問題となり、各国は利上げによって対処しています。米国の消費者物価指数は4%台まで低下してきたものの、ここから1段とインフレを抑え込めるかどうか予断を許さない水準です。欧州の物価は6.1%、英国は8.7%と依然、物価高が続いています。それぞれの政策金利は米国5.25%、欧州3.75%、英国5.0%。特に、6月22日にイギリスの中央銀行であるイングランド銀行が政策金利を現在の4.5%から5.0%への引き上げはサプライズでした。積極的に利上げをしているにもかかわらず、インフレを抑えむことに苦戦している要因として、企業の便乗値上げが指摘されています。ウォールストリートジャーナルによれば、2020年から22年にかけての米国の価格引き上げの3分の1は企業利益の増加に繋がっており、賃上げに繋がっているのは半分程度だとしています。つまり、値上げによって企業がしっかりと儲かっているのです。

    ・値上げが企業業績を底上げしている
    米国や欧州の株価が好調な背景には、足元の景気後退懸念よりも企業の値上げによる業績の好転を評価しているとも。広範なインフレを口実とした、便乗値上げだとしても50%は賃金上昇に還元している点は日本から見れば驚きの数字です。ただ、懸念点もあります。各国の中央銀行が積極的に利上げをしながらも、景気を完全に腰折れさせないようにコントロールしながらの金融政策を進めています。しかし、民間企業でどんどんと便乗値上げが進んでしまえば、中央銀行のコントロールの範囲を超えてインフレが進んでしまう可能性があります。思ったよりもインフレが続いてしまうと、粘り強く利上げをしなければならず、結果的に景気を腰折れさせてしまうといったシナリオもあるでしょう。さらに付け加えるならば、3月の米国の銀行破綻で一部では貸し渋りも続いています。銀行から資金の借入のハードルが高くなることで、間接的に企業に対して利上げのような影響が出ているとも言われています。中央銀行が金利を引き上げている表面的な数字以上に、経済状況は複雑です。


  • badge
    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    そんな中、中国は不動産バブル崩壊で利下げサイクルです。


  • badge
    三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員

    前後ベビーブーマー世代のリタイアというメガサイクル(構造要因)を抱えている点、今回の労働市場、物価の調整は波乱含みです。後の大きなクラッシュにつながらないと良いのですが。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか