「紀伊國屋書店」など3社が新会社設立へ 仕入れなどを共同で
コメント
注目のコメント
日本出版販売いわゆる日販は、トーハンと並んで二大取次会社として日本の出版流通を担ってきました。
取次は出版社と書店の中間に入り、問屋として本や雑誌を配送し、書店は売れ残った分は値引きせず返品できるという日本特有の構造です。
一方、欧米では出版社と書店の直接取引がメインです。
Amazonの出現と、出版社とAmazonの直接取引の増加がこの日本独特の構造を揺るがしはじめました。さらに雑誌など紙媒体のデジタル化、配送先である書店の激減が、取次会社の業績悪化に追い打ちをかけています。
この新会社設立は、データを囲い込むことでなく、データを共有・活用することで、取次の生き残り策になるか?注目しています。協業とは違うんじゃないかなー?
競合同士が重複する業務の効率改善を図るヤマト✕郵政と異なり
データ共有、AI使った需要予測、顧客向けアプリ→紀伊國屋でvポイント利用可能に??
など目新しさ一切無し(笑)
AI使って需要予測も本当に機能するのか?
いま以上に金太郎飴書店が増えるだけなのでは?
そして紀伊國屋&CCCだけならまだしも日販がいるので
これってタダの取次の帳合確保&Tポイントの法人
営業の成果なのでは??
最近、丸善ジュンクと未来屋がトーハンonlyになったので
焦った日販が紀伊國屋をホールドしたようにしか見えない
※日販とCCCはだいぶ以前から深い関係、昔はトーハン&GEOな感じでした
衰退する書店業界での、取次の些末なシェア争いがホントの目的かも
あとトーハン側にはメディアドゥがいるので
日販CCCサイドに、ヤフー系のebookjapanが参戦するかも、、版元になって13年。私たちの立場としては、中間マージンの削減もお願いしたいです。また、返品期限切れの本を「引き取れ」という依頼をいまだにFAXで寄越すのも改善して欲しいものです。
商品管理、物流、マーケティングなど取次と書店がやるべき課題は多いと感じます。