2023/6/17
【癒し】日本発の家族型ロボットはどうやって生まれたのか?
レストランの配膳ロボット、オフィスビルの警備ロボット、ロボット掃除機。ロボットを生活で目にする機会が増えている。
特に異彩を放っているのが、ぬいぐるみのような外見を持ち、生き物のように感情を表現するペット型ロボットの「LOVOT(らぼっと)」だ。
LOVOTを作っているのは、まだ設立8年目のGROOVE X。トヨタでフォーミュラワン(F1)カー、ソフトバンクで「Pepper(ペッパー)」の開発に携わった林要氏が率いる会社だ。
林氏は、「LOVOTは既存のビジネスへの『アンチテーゼ』」と語る。
5月に『温かいテクノロジー AIの見え方が変わる 人類のこれからが知れる 22世紀への知的冒険』(ライツ社)を上梓したばかりの林要氏に「LOVOTを開発した理由」や「ロボットの未来」について話を聞いた。
INDEX
- ペッパー開発中に独立決意
- 既存のビジネスへの「反対意見」
- 手がかかるほど、可愛い
- 「寿命のないペット」を作る
- ロボットは家族になる
- アップサイドは「無限大」