【必見】あまりにも手ごわい株主がやって来た
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注目のコメント
弊社の親会社であるマネックスも今月株主総会。月末に向けてこれからピークになるでしょう。
ファンドなどのマイノリティでも無視できない物言う株主と呼ばれるアクティビストが増え、会社の決議事項に意見するようになってきました。
立場が違うとは言え、経営陣も株主も会社の未来を良くするという経済合理性のある目標は共有されています。その上で、近年注目されていれるESGsの対応不足を株主が指摘したり、アクティビストの存在があることで会社が自主的に客観性を持って変わるチャンスも生まれています。
イギリス東インド株式会社で芽を出した株式が、ここまで巨大になるとは誰も想像してなかったと思うとドラマを感じます。経営者 vs 投資家
という構図は間違った表現ですし、私は好きではありません。
そもそも取締役は株主からの委任を受けた人たちで、取締役を経営者、株主を投資家との定義であれば、対立関係になるはずがありません。
取締役は説明責任を果たせというだけの話。
対立するとすれば、ある特定の株主と、その他の株主ということかもしれませんが、ほとんどのその他大勢の株主は特段の意思を持っているわけではないので、対立構造を煽ることも劇場型のエンタメとして参加を呼びかけるためだと考えています。
もっとそもそもとしては、多くの日本企業で委任契約という状態に実態としてはなってないんでないかという話からかとも思います。
元従業員が、取締役として委任される職務を全うできるのか、されるべきかについて、私はダウトです。
人材の流動化が加速して、多くの企業で、パブリックカンパニーとしてのプロの経営チームが組成できるようになるといいなと思います。タイムリーな企画ですね。本当に企業価値をあげようとするアクティビストもいれば短期的な株価の上昇(その後売り逃げ)を目指すところもあります。個人的に思うのは、経営者サイドが堂々と悪いアクティビストを論破して欲しいということ。姑息(?)な対策ではなく、「我々の戦略がお嫌なら、さっさと株式を売ってください」という態度を、他の投資家はもちろんですが、社員や取引先も見ています。