Microsoft、中国のAI研究者をカナダに移管 FT報道
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今中国でChatGPTの利用が禁止されており、実際に今中国国内でまだChatGPTのようなサービスが正式に市場にリリースされておらず、中国版ChatGPTがまだいない状況、なので今この地位を狙い、中国のOpenAIになろうとテック企業による人材の引き抜きがかなり激しい状況。
またカナダは中国人の移民先や留学先として、共にトップ人気の国の一つ、特にトロントとバンクーバーは中国人が1番多いと言われてる都市、これも考慮しての事だと思う。
今回のMicrosoftの動きを「バンクーバー計画」と呼ばれている、今回の理由は中国企業によるトップアイ人材の引き抜きによるもの。カナダに赴任すれば、中国AI企業から引き抜かれにくい、ということでしょうか?
以前、北京大学のAI研究学生がマイクロソフトリサーチは最高の就職先の一つと言ってました。ネームバリューがあり、ステップアップに良いポジションなのでしょうね。MSRAは今年25周年を迎えます(おめでとうございます)。もう、この25年の発展ぶりをみるとすごく先見の明があったと感心します。COVIDの状況から鑑みるに、25周年記念のイベントが開催されるかどうかはわかりませんが、20周年イベントには呼んでもらい、いまだに20thのロゴがはいったスウェットを持っています。
さて、MSRAが世界に与えたインパクトは数しれないのですが、例を1つだけ。画像認識系のAIを使っている人でResNetを知らない人、使ったことのない人はほぼいないわけですが、この技術を作ったK. He氏は当時MSRAの研究者でした。
ResNetは初めて画像認識のコンペで人間の認識性能を初めて超えたとされる技術です。
Residual neural network
https://en.wikipedia.org/wiki/Residual_neural_network