ウーバー、プラごみゼロへ 30年までに、環境負荷軽減
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カトラリー類が注文時自動的につかなくなって暫く経ったとはいえ、現在のUberEatsのプラスチック使用状況を鑑みると、2030年までにプラスチックごみをゼロにするというのはかなり野心的な目標です。
低環境負荷容器を伊藤忠商事側が用意するといいますが、加盟店すべてにこの容器の使用を義務付る、または通常プラ容器よりもかなり安く提供する、といったことをしない限り、プラスチック容器を無くすインセンティブが働かないと思います。
また、リサイクル素材でもプラはプラなので「プラごみゼロ」とするには容器を回収して再度リサイクルする仕組みが必要ですし、堆肥化可能素材(生分解性プラなど)も日本ではコンポスト設備や堆肥の利用先を持つ家庭が少ないのでメリットを出しにくいなど懸念点があります。
目標自体は素晴らしいと思うので、日本にフィットした仕組みで成功してほしいです。コロナ禍でいわゆる「中食」の習慣が広がったように思いますが、やはりテイクアウト、デリバリーとなるとその分ゴミが出てしまうのも大きな課題だと感じます。ここに対し、大手であるUberが環境に配慮した容器を普及していくこは大きな意味があると思います。
スタートアップでも、ユニコーン企業の一つにプラの代わりに石灰石から素材を作る企業があります。環境配慮、サステナブルというのはしばらくのトレンドになり、市場としても注目されています。
Uberはあくまでもプラットフォームなので、いかに加盟店に導入してもらうかが鍵だと思います。