痴漢動画を売るサイトの裏を暴く……BBC独自調査 日本と中国で
BBCニュース
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注目のコメント
BBCはこういうスクープを出す際に、他メディアに「担当記者への取材や素材の提供もするので記事を書いてほしい」と連絡しています。欧米では一般的な手法だけど、日本ではほとんどなかった。
自社スクープで終わらせず、他メディアが追随して報道することで社会を動かし、自分たちの評価向上にも繋がる。ジャニーズに続く日本での連続スクープだけでなく、こういう面も見習うべきだと思います。
日本だと、文春が自分たちのスクープについて、他メディアが報じる際にきちんと「文春」とクレジットをつけるように求めていて良いですね。そういうふうにしないといまだに「一部の週刊誌が」とか「一部のネットが」とか書くところや、まったく先行報道にふれないメディアもあるので。ジャニーズ事務所の性的暴行を暴いたBBCの第2弾。痴漢が横行している、はっきりとものを言うことが憚られるという日本の特徴を利用し、中国マーケットが痴漢ビデオを作って売り、大儲けしている。最大の犠牲者である日本女性のことなど、1ミリも気にかけていない。痴漢の犠牲者、イコール、金の成る木である。1年の潜伏取材でこの事実を暴いた調査報道はすごい。
痴漢が日常化する社会。この社会を構築したのは日本におけるメディアや文化人と呼ばれる男性たちの共犯関係ではないでしょうk?
「戦後から現在までの雑誌や新聞記事を分析し、これまで痴漢がどう捉えられ、社会の意識がどう共有されてきたかを読み解いていく」アプローチの書「痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学 」(牧野 雅子)には、芥川賞作家や驚くほど著名な男性たちが、痴漢体験を誇らし気に語り、それをコンテンツとするメディアの姿がありました。