ROICと働く情熱の両立 日本企業の進む道 - 日本経済新聞
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ROICもパーフェクトではなくて、特にファイナンス戦略で重要な要素である「時間軸」が見えないところが弱点のひとつです。
ただ、パーフェクトなものなどないので、まずはROICを社内外に見える化することから始めるのは大事な一歩です。
ROICが理解できない、腑に落ちない、うまく説明できない、という経営者は”バランスシート音痴”です。バランスシートを理解できていないと、投資家に対してファイナンス、いや、経営を語ることができません。
注目のコメント
個人的にはROICは、細かく管理するのに使うよりも、
①全社で様々な事業がある中で、全社及び各事業部として定常的に目指す水準の目安
②構成要素を現場実務とつなげることで、自分事化
だと思っている。
ROICは色々な定義の仕方もあるし、使える財務指標が多いから、管理指標としてそこの上下を常に気にするイメージはない。複雑すぎるし、現場導入の難しさは、そこの直感性のなさ。
だから、改善するための目安として、現在のざっくり計測と、将来の目指す目安として使って、施策を作って、日々はROICではそこまで管理しない方がいいと思っている。<無料会員なので記事を冒頭しか読んでません>
下記引用部について、社内に事業別財務3表をベースとしたROIC、EVAに基づく評価制度を展開した経験からコメントします。
仮にこのような事を言う事業責任者がいたら、BSを理解していない証拠です。理解していれば「チャンスがあるじゃん」と思うはず。遺産がガラクタなら、ちょっとした対応で目立つ改善ができますからね。
例えば、運転資金効率をちょっと上げるだけで随分変わりますよ。
>フローの売上高利益率などと違って前任者のレガシー(遺産)を背負わされるのが原因