【現場ルポ】都心・虎ノ門に、一夜で“橋”が架かるまで
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この秋に開業予定の麻布台ヒルズ。
新たな東京のランドマークとして注目が集まる地で、知られざる「都市土木」の現場に密着しました。
東京の各地で進む再開発は、都心で暮らす私たちにとって日常の一コマですが、その実、何が行われているかはあまり目にする機会がありません。
今回は、全長36m、重量56tもの歩行者デッキを架ける一大プロジェクト。しかもその作業時間は、わずか1時間だけです。
緻密に緻密を重ねた段取りの先に、圧倒的なスケールで実現する都市土木の裏側を、ぜひ覗いてみてください!こういうの、大好き!
渋谷駅周辺の大改造とか、こういうのを何回も連続してやっているし、あとは首都高などもそう。解説記事や動画で見て、そのたびごとに準備の精緻さなども含めてただただスゴイと思う。解体キングダムとかも大好き。
ちなみに動画で、最初にクレーン車にクレーンをつける様子が出ている。
これはオールテレーン(オルテレーン)と呼ばれるタイプ。日本の街中でよく見かけるものはラフテレーンクレーンと呼ばれるタイプで、クレーンと走行、どちらの同じ運転席。
オールテレーンは、それが分かれている。また大型であることが多く(車輪数もラフテレーンは4輪もしくは6輪に対して、オールテレーンは8輪以上がほとんどだと思う)、こういった大規模な建設で使われる。
ただ大型ゆえに、日本の道交法ではクレーンをつけたまま走行できず、分けて持ってきて、この装着装置を使って現場で装着する。
欧州はオールテレーンの比率が高く、行動でもそのまま走れたと思う。「プロジェクトX」風で、とても興味深かったです。TVとかでも「都市土木」の凄さ、たとえば「どうやって、都市高速の横でビルを解体するか」「国道を封鎖せずに橋梁をかけかえるか」みたいな話を伝える番組はいろいろありますが、いつも現場の人のプロフェッショナルな姿勢には感銘を受けます。こういった技術やオペレーションのノウハウは、人口密集度が高い海外の都市の再開発にも活かせそうです。