資金ゼロでも可能な米留学 就職にも有利「年収3倍に」
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留学は、確かに就職に有利です。特に、先進国の中で日本ほど英語スキル保有者が少ない国はないので、圧倒的に需要が高いが、供給が少ないのが現状です。
とはいえ、留学費用はかなりかかるのは事実。私自身も留学一年目は、新社会人2年間の貯蓄で留学資金を作りました。より多くの奨学金制度が増えて、留学する方々が増えて欲しいと切に願います。よりグローバル化を促進していくことは、経済をさらに発展させ、明るい未来につながりますので。この記事では、米国への留学が減った理由を経済格差としていますが、新型コロナの受け止め方の違い、英語力の相対的低下、18歳人口減という要因もあります。
新型コロナについて言えば、2020~21年にはアジアからの米国留学者数は全体で1割ほどしか減っていませんが、日本からだけは急減。リスクに対する反応の違いが表れています。
高校卒業時の英語力はアジア諸国は20年間で相当伸びてきたため、相対的に日本の高校生の英語力は低くなっています。日本では相変わらず英語力不足が留学できない大きな要因です。
ベースとなる18歳人口については、日本は減っている一方、アジアの多くの国では増えています。
ちなみに2000年と2020年の円ドル為替レートはぼぼ同じで、学費に関して言えばそう変わりないと思います。
アメリカ留学を機にグローバルに活躍する人は増えたほうがよいと思いますが、経済面だけでなく多様な課題を乗り越える強い意志があることが必要だと思います。年収3倍は外資系だけ。日系企業は悪平等で、いくら英語ができてもたいして差をつけないのが問題。
長年のデフレで相対的に貧乏になった日本人は、苦労して留学費用を捻出しても、その費用を回収する手段が国内では外資系に限られる。
せっかく費用かけて努力しても、それを正当に評価する企業が自国には乏しい。
となると、費用対効果も考えて、留学に尻込みしてしまうのは当然だろう。