カスタマージャーニーマップにウェルビーイング因子を組み込むことのススメ
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「カスタマージャーニーマップにウェルビーイング因子を組み込むこと」、次世代のマーケティング・顧客価値づくりのポイントになるかもしれません。そうなってほしいと切に願います。
が、
>防災グッズは必要性や機能性を啓蒙するだけでは浸透は難しく、
>「防災を通じて、誰とどのように対話をして幸福を感じられる体験を
>つくれるか」が重要だと考えています。
という話を聞いて、「この防災グッズは、○○と対話してこんな幸福を感じられる体験ができるんですよ」と言って、売れるでしょうか?「幸福感と防災の繋がり」が大衆に伝わり、理解され、それが購買行動に繋がるでしょうか?私は、そう簡単にはうまくいかないと思います。
現在世の中で販売されている多くの商品は、機能的価値や、わかりやすい情緒的価値を軸に価値認識されており、ユーザーの多くは、「商品から得られるウェルビーイング」まで意識できていません。よって、「ウェルビーイングにお金を払う」と思えないわけです。これまでの価値認識では。
ウェルビーイング因子の中に「共感」とあります。共感マーケティング、共感経済と呼ばれるものがようやく浸透してきました。クラウドファンディングなどの応援購入は、思いやり、利他、共感をマネタイズした例と言えます。ですが、まだまだこういったウェルビーイング要素を世の中の多くの商品に落とし込み、消費者に価値認識させるには時間がかかると見ています。
私自身、「マンションのほどよい繋がりが長期的な住まい心地、ひいてはマンションの価値につながる」という考えから、プロダクトを開発しビジネスを展開しています。しかし、マーケットはそう簡単には反応してくれません。反応してくれるのは、こういったことを日々考え、または街づくりなどを通じて実感しているリテラシーの高い大手・中堅ディベロッパーのミレニアル世代を中心とした担当者です。こと、マンション購入希望者(一般ユーザー・大衆)には、そう簡単に価値は伝わりません。
だからこそ取組み甲斐がある世界とも言えますし、ウェルビーイングを商品に落とし込み、そこをマネタイズに活かすには時期尚早とも言えるかもしれません。
黒澤さんと一度お話ししてみたいですね。ウェルビーング因子も勉強になりましたし、面白い内容でした。
売りつけるのではなく、お金が基準ではなくお互いに幸せになれる商品…いいですね。コミュニティビジネスに落とし込むといいかなと思いました。面白い。ウェルビーイングとマーケティングが遠い存在だと思い込んでいたけど、実はそうではないのかも…?個人的には買い物は一過性の幸福度をあげることが多い気がするけど、末長く購買者のウェルビーイングに関われるならば(そう設計された商品で溢れるならば)とても素晴らしいことだと思う