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北海道 十勝地方で竜巻などの突風発生か 気象庁

NHKニュース
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  • 国内航空会社 気象予報士

    当時の十勝地方は、地上の気温は15~19℃近かったのに対し、上空5000m付近では-24℃の寒気が入ってきており、地上と上空の気温差がおよそ40℃となっており大気が不安定な状況でした。加えて小さな前線が通過しており、帯広空港付近で太平洋からの南風と、日高山脈からの北西風とがぶつかる場であったため、風が収束して竜巻のような渦となりやすい場となっていました。

    帯広空港の気象観測データを見ると、午後3時ごろには雷雨を観測しており、これが3時22分になって空港の3km北側に竜巻を観測し、東に移動中と報じています。同時に雷雨も続いていましたが、3時30分になり竜巻は解消し雷雨のみに戻ったという状況でした。

    発生したのは竜巻に違いありませんが、強い積乱雲によって発生したというよりは、風の収束がもともとあったために局地的に発生した水平方向の渦と積乱雲による水平方向との渦が合わさってできた、竜巻の中では弱いものの部類に入るものであると考えられます(冬期の伊豆諸島周辺でも、富士山等に伴う風の収束によるものとしてよく観測されます)。

    弱いといっても今回の竜巻でも風速は30~40m/s程度はあったと考えられ、風に強くない家屋では被害が発生したり、屋外にいた場合には飛来物にぶつかるなどすることが懸念されます。顕著な被害が発生しなかったようで幸いでした。


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