チャットGPTが示した実在しない判例、NY弁護士が引用 懲戒検討
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ChatGPT云々の話ではなく、「夏休みの読書感想文を人に書かせて、中身を確認せずに提出して怒られた」というのと全く同じ話で、単なるモラルの欠如でしかないと思います。
これによって「生成AIは恐ろしい」「ChatGPTは使うべからず」のような文脈になるのだとすれば、それは恐れを向ける対象が違いますし、ルール設計としても大きな誤りになってくるのだと思います。NYTの元記事や引用されていた裁判書面を読むと、リストに虚偽の裁判例の名前や番号を載せただけでなく、相手方からリストの裁判例が発見できないとクレームをつけられて、生成AIに書かせた偽の判決文まで提出した可能性があるとのこと。
完全に故意ですし、しかも、バレるに決まっているので、浅はかとしか言いようがない。これは残念なケースですし、注意喚起されるべき例でしょう。
ただ、これを持ってChat GPTを一切排除すべきというのもあってはならない方向性だと思います。判例を全てデータベースで確認して真偽を確認すれば、作業の手間が減っていいとこ取りができるのですから。