[パリ 26日 ロイター] - パリのイダルゴ市長は26日、2024年のパリ五輪では環境汚染対策の一環として使い捨てプラスチックの使用を禁止する予定だと語った。

イダルゴ市長は環境問題に関する会議の記者会見で、「パリ五輪を使い捨てプラスチックのない史上初の主要ビッグイベントにすることを決めた」と発表。「プラスチック(廃棄物)は依然として世界的な大問題。プラスチックごみの誤飲などにより、毎年1万4000頭の哺乳類と140万羽の海鳥が殺されている」と述べた。

パリ五輪では、大会スポンサーの米飲料大手コカ・コーラはガラス瓶などを使用。マラソンでも再利用可能なカップが導入されるという。