【注目】職場から一掃すべき「ムダ業務」ランキング
- 企業で働く半数の人がムダを実感
- 「ムダ業務」ランキングTOP10
- ムダは「他責」にされがち
- 「必要なムダもある」という幻想
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最近になり、上長などに仕事を依頼されるとき「なぜ?」をお聞きするようにしています。突発的な依頼なども多いため、なぜ?を一言聞くだけでやらなくていいことだったり、優先順位的に後回しにできるようになります。
すべてを受けるということはいいように感じますが、無駄な仕事は誰のためにもなっておらず、やる意味が少ないかと思います。
自分がやりたいこと・できること・やらないといけないことを明確に決めるだけで、仕事を受けるときの一言がしっかりと出て、自分のためにも会社のためにもなると思いました。
こういった無駄が多い組織の最たるものが省庁だと思います。メールではなくFAX、会議資料は全て紙、押印のための紙資料を回すなど、ここに書いてあることはどれも当てはまります。
オンラインで打ち合わせできる仕組みがあるにも関わらず、一部の政治家の方々は、コロナ禍であっても対面での説明を指示してきたり、メールだとみにくいからという理由で、省庁側で資料を全て紙に印刷して複数部持ってくるようにとの指示がありました。
組織のDX化が進まない理由は、人間のDX化がすすまないからだと思います。歳を取れば歳を取るほど新しい技術に無頓着になるとすると、日本の年功序列の仕組みは、組織のDX化の弊害になる可能性があります。
ChatGPTなどの先端技術は規制がハードルになり、組織のDX化はITリテラシーが問題になり、いつになっても人間側の問題で技術の導入は遅れていきます。
OpenWorkでも総合スコア下位5%の企業の「組織文化に関するクチコミ」の頻出単語を調べたところ、
・アナログ
・昭和
・旧態依然
といった単語が出てきました。1位にランクインしているシステムの古さにも納得感があります。
ただ、OpenWork上でこういった単語が頻出する企業の特徴は割とインフラ系の企業や顧客基盤が強い老舗企業が多く、「わざわざ変わらなくても(今は)売上に影響がない」というのが本音のようでした。またその結果、総合スコアは悪く、会社に対して不満は持ってるけど、儲かっていてそれなりに報酬はもらえるので居続けている方も多いようでした。
変わる必要性がなければ、不満はあってもリスクをとって変わろうとする方は少ないでしょうね。経営者も従業員も。
基本的にはムダな仕事を「ムダ」と決めてやめさせてあげるのは上司の仕事だと思います。ですが、業務の中には自分次第で勝手にやめられるものもあります。
「やめてもアウトプットが変わらないもの」「やめてもマイナスが少ないもの」など定義を決めて、どんどん業務を“捨てて”いくことが大事です。いらない業務を捨てた分(時間も労力も)、価値を生み出せる仕事に時間を割ければ、個人も組織もハッピーですね。
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