ディズニー、フロリダ州の高級ホテル閉鎖-社員移転計画も中止
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フロリダ州では、2023年6月から、性的マイノリティに関する学校教育を制限、つまり学校で性的指向や性自認について議論することを禁じる法案が発効されます。これにディズニーが反対、フロリダ州への政治献金をやめる方針を発表したところ、州知事はディズニーワールドへの50年におよぶ特別区優遇権利を廃止、これが訴訟に発展しています。
そこにきて、ディズニーが、フロリダ州の新しい拠点計画を中止、2000人を転居させる計画を撤回、のニュース。
ディズニーワールドが、保守派が多いフロリダ州に存在し続けることが難しくなってしまうかもしれません。
LGBTQ+の子どもたちへの差別を助長しかねないと懸念されているこの州法により、人の移動も起きそうです。
2022年4月、「Don't Say Gay法」の動きを受け、ニューヨーク市はフロリダ州内でデジタル広告を展開しました。
アダムズ市長はTwitterで下記のような投稿をしています。
“I am the mayor of New York City, but I have a message for Florida’s LGBTQ+ community — come to a city where you can say and be whoever you want,”
ニューヨーク市のTwitter投稿。
"I have a message for Florida’s LGBTQ+ community: come to a city where you can say and be whoever you want.”フロリダ州のデサンティス知事は、州政府に、フロリダ州の学校が児童にディズニー映画を見せていることがないか調査させたりしているそうです。
デサンティス氏の反ディズニー・キャンペーンは、彼の「LGBTQとの戦い」の一環です。
日本人からするとディズニーの何がそんなに問題なのか、そこまで気になるところもないでしょうが、ディズニーがジェンダーや人種に配慮しすぎたキャラクターを登場させ過ぎている、あれはリベラルだ、というのがデサンティス氏の主張で、それに強く頷く有権者が、少なくとも共和党内には少なからずいるのです。
デサンティス氏、25日にも大統領への立候補を表明か 米報道
https://newspicks.com/news/8463258?ref=user_1125005