吉本興業ＨＤ 大﨑会長が６月に退任 「大阪・関西万博催事検討会議」の共同座長へ
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大﨑さんが万博イベントのトップに就任することとなり、それに伴い吉本を退任されます。吉本は岡本社長への移譲をじっくり進めてきましたし、万博を仕切れるのはこのかたしかいません。近著「居場所。」をみんなにも作ってくださることを期待します！
今年出たばかりの大崎洋さんの著書『居場所。』。
サクセスストーリーというよりも、キャリアを考える本として、日本のお笑い史としても読める本でした。
Voicyでも語りました。
「税込1650円でずっと続く幸福感の例示」
https://r.voicy.jp/5pVg173bmDZ
#Voicy将来戻ってくる可能性はあるとはいえ、一時的にでもこれで大崎会長が吉本をご勇退となります。
仮にも日本のお笑い業界をある程度差配してきた方。
その在り方についての検証も将来は必要かとは存じます。
反社会的勢力との決別という観点では、実態はともかく、建前としては成功した面というのがございます。そしてそれは大崎会長無くしてなし得なかった観点です。
かつて昔の会長がその遺言をかけて復活させた紳助さんも、反社会的勢力との関わりに関して指摘されて以降、昔馴染みのYouTubeに出ることは有りましたが、表舞台から姿を消しました。復活待望論は様々有りながら大崎会長の時代に実現しなかったのも、反社会的勢力との関わりの排除という点では大事と言えるでしょう。(才能を潰してはいても。)
かつて入江さんの闇営業問題が出たときも、反社会的勢力との関わりが出そうな所が有りながら、結局はキーマン入江さんらを追い出すことで、反社会的勢力に関わる芽を断つ選択をしました。
疑惑のある方はまだいなくはないですが、決定打のあった人の復活は許していません。
一方で、良くも悪くも大崎会長の時代に目立った点として「ダウンタウン中心主義」がございます。
今やお笑いの賞レースは松本さん抜きにして語れないような在り方が確立しつつあります。キングオブコントに続いてM-1も、事実上の審査委員長席に座らされています。The SECONDにも関わることが表明されました。
ところで、(私は不倫が問題視される世界が良いとは思いませんが)これだけ不倫が問題視される中で事実上スルーの扱いを浜田さんが受け続けている、という点などはかなりの特例に見える部分です。プレバトやオオカミ少年をはじめ、彼がMCのゴールデン番組の多くはMCとして彼を残しています。格付け特番もそうです。
実績主義と言えばそれまでですが、不公平な感は否めません。(オオカミ少年とかは毎回録画してはいますが。)
他方で、逆らった者は容赦しないかのような在り方は健在でした。(NewsPicksでも出て来る)加藤さんのMC力を思うと、朝のDayDayなど、逆らった加藤さんをあの時間から外すために組み直した面は否めないでしょう。元・吉本所属の形への配慮はもう少しあっても良いようには思います。
この大崎体制の在り方が問われるときは来ることでしょう。
