日本で地熱発電が普及しない「本当の理由」 世界3位の地熱資源大国なのに
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注目のコメント
「本当の理由」は、本当の理由なのでしょうか。
地熱賦存量の多いのは国立・国定公園内で、地熱開発の促進策として開発に係る一部制限を、以前緩和していたと思います。
それでも開発が進まないのは、一度に開発できる発電量に対して、適した場所が不便な場所にあったり、火山地帯に集中していたりで開発コストやリスクが膨大で割に合わない、という話を聞いていたのですが。
記事もかなり情緒的に書かれているの印象なので、ぜひデータを示しながら検証して欲しい。
追記
過去のNewsPicks記事ですが、こちらのコメント欄も参考になると思います。
https://newspicks.com/news/8300009
公共工事などのニュースでもそうですが、安易に利権をにおわせる記事には注意をしています(もちろん根強い利権が残る物もあります)。私の小学生の頃から「地熱発電の潜在力は〜」と言われ続けて半世紀近く、状況に変化はありません。人口減少で温泉権とかの「やっかい」すぎる問題に目処が立つ頃には、核融合の目処が立ってるかもしれませんね(笑)
ここに労力を注ぎ込むぐらいなら、既存ダムの改修や整備再構築に投資して、水力発電割合を上げる方がまだ良いと思ってます。現在の発電割合10%から、20%ぐらいまで比率を上げられる余地がありますが、既得権益が絡む所を変えるのは難易度高いですよね。地熱にしても風力にしても太陽光にしても、その敷設に際して地球環境を著しく破壊してしまうのであれば、冷静に判断しなければいけないと思います。地球環境は唯一無二て不可逆ですから、ある程度元に戻すだけでも物凄いコスト、即ち環境負荷がかかる可能性があります。
道路網や水力発電など、利便性を考えて敷設したものが果てしてどうだったのかは、今でも一定の反省はありますが、長い歴史の中で評価されるべきもの。
とはいえ、あれもダメこれもダメと言っていては八方塞がりになります。エネルギー消費自体を減らすことが本質ですが、最低限我々に必要なエネルギーは何らかの形で確保しなければいけません。
いずれにせよエネルギー消費量が無尽蔵に増えていては、どれだけバランス良くエネルギーを生み出してもいずれ限界がきてしまいます。そこに一定のキャップがつけられれば、環境負荷と平等性と効率性のバランスの方程式も答えが見つけやすいですね。
デジタル化とは、アナログに見える環境負荷ではなく、目に見えないエネルギー消費という形で環境負荷を強いていきます。そろそろデジタル化の恩恵と地球環境のトレードオフについて考えなければいけないように思います。