米IBM、AIとデータの新基盤「watsonx」を発表
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Watsonは、技術そのものより、ブランディングで一時期成功しました。あらゆる既存製品も、戦略的にWatsonというブランドに統合していました。(それで混乱も生まれましたが)
今回のwatsonx (最初のwは小文字が正式名称)は、旧来のWatson製品に、生成AIの要素を加えたようです。GPTのブランド力が強まった中で、どれだけWatsonブランドで戦えるかが注目ですね。
https://www.ibm.com/watsonx米IBMが新基盤「ワトソンエックス」を発表し、AIとデータを組み合わせた事業支援を目指す。企業のAI導入が焦点となっており、IBMは新規事業のチャンスを狙う。ワトソンエックスを活用すれば、AIモデルの訓練や展開、自然言語コードの自動生成、気候変動モデリングなどが可能に。
IBMは常に先進的な取り組みを行ってきましたが、OpenAIのような競合企業が台頭しています。注目しているのは、どのようにIBMがOpenAIなどの先行者に追いつくのか。
ワトソンエックスの発表は、まさにその興味深い動きです。12年前、ワトソンがクイズ番組「ジョパディ!」で2人のチャンピオンに勝利し、世界が驚いたことを思い出します。
CEOクリシュナ氏が言及するように、「モデル作成の最初の壁は高いが、一度できれば、モデルを100や1000の異なるタスクに適応させることは非常に簡単で、専門家でなくてもできる」ことが重要です。
IBMの新技術が、企業のAI活用を促進し、新たな市場を創出することに期待したいですね。ここでまたWatsonが登場なんですね。
AIのブランディングとして成功していたものですから生成系AIブームに合わせ再度結びつけようという思いでしょうか。
ただ、今はGPTという名称が有利なだけにWatsonがどこまで浸透させられるのかは未知数です。