トヨタ会長「信頼裏切った」=ダイハツ不正、タイで謝罪
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昨日はトヨタ自動車出身者が社長についているダイハツ系列の新車ディーラーに行ってきました。中身については第一弾を5月25日発売のマガジンx7月号に掲載します。
一昨日は別のトヨタ系列ディーラー社員の不正について幹部に話を聞いてきました。
マガジンxでは、コロナ禍の3年間、旧トヨタ部品共販やトヨタ系列ディーラーの不祥事を追及しています。日野自動車の排ガス不正の温床とされるパワハラ体質についても、関係者の声を記事にしました。
なぜこの時期に不祥事が立て続けに発覚するのか。その理由を探ることこそがトヨタ自動車にとって必要なことだと思います。日野といい、ダイハツといい、立て続けに不正が発覚したのは正直痛い。トヨタはレクサス店の不正もあった。車検不正では他のメーカーのあった。
ゼネコン、電機メーカー、名だたる企業で不正が発覚している。これらは氷山の一角なのではないかと思えてくる。不正に手を染めても口をぬぐってしまう企業風土。恐ろしい限りだ。なぜコンプライアンスがこれほどまでにないがしろにされるのか。従業員を大切にしない組織だからだ。ある意味会社に報復しているともとれる。ばれて詰め腹切らされるのは隠蔽したり不正したりした本人なのだが、こうした愚かな行為を行うということは、そこまで精神が追いつめられているか、何らかの理由で思考停止状態になっているとしか思えない。正しく評価されていれば人は会社を裏切ったり、会社に損害を与えようとは思わないだろう。組織は人である、とはよくいったもので、こうした不祥事が起きた会社は監視の目や規則を強化する以前に、人事システムを見直すべきだと思う。豊田会長自らが、絶対あってはならない、信頼を裏切ったと言い切れることがすごいと単純に感じました。隠蔽しがちなケースが多いなかトヨタの姿勢を私は感じました。個人に性格があるように企業にも性格があります。それをつくるのはトップであり人。不正はだめなことですがピンチの時の言動こそ本性が現れるもの。ブランディングはまさに人から始まるのだと再認識した記事でした。