UBS、クレディ・スイスのスイス部門IPOを検討-報道
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注目のコメント
Wealth Managmentは除いて、だと思う。
買収に伴い、コスト削減のためのリストラもされるだろうが、そこは国内世論としてデリケートな話題。IPOすることで、資金回収を早期にすることと、独立したブランドで継続することによってその維持のために必要ということでリストラをそこまでしないという道筋?
短期で決着するためには丸ごと統合するという道しかなかった。そこで時間を稼いで、システミックリスクの可能性を断つ。そのうえでスイスの産業政策や国内政策として、金融業の強さや独自のポジションを維持しつつ、どういった選択肢があるのかの模索がしばらく続くのだろうし、他国の当局との独禁法などの話も出てくる。
なお、半月ほど前に下記のようにそのためのアドバイザリーとしてJPMを採用したと報じられている。そしてその報道をした元ネタをみると、UBSはIPOしたとしても過半は保有する模様。このシナリオで行ったときに、長期的には放出もありうるかと思うが、ただIPOで資金回収すればIRRとしては極めて高い(国としてシステミックリスクを避ける民間ビーヒクルとしてリスクテイクした対価を早期に得る、というイメージ)。
UBS、クレディ・スイス国内部門分離検討でJPMと契約=金融ブログ(2023年4月13日)
https://newspicks.com/news/8337724