ECB理事会後のラガルド総裁発言要旨
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「現時点で物価に影響を及ぼしインフレ低下につながる実態経済への波及は見られず、十分な効果が波及しているかどうかは分からない。」インフレ退治はまだ終わっていないと。
銀行セクターは耐性を証明したとのこと。米国のRegional Bankとはちがい堅固なようです。ユーロ高はまだつづく。賃金がインフレに寄与だとか。そりゃ、あれだけ強硬にストライキをやり、年金改革でも暴動が起きるくらい、労働者が強いという印象です。シンガポールも金融政策の中心に労働者の貯蓄価値維持を掲げているし、去年からは政府が「漸進的賃金モデル」なんてのも導入して企業の経営に介入している。日本の労働者がいかに弱い立場で放置されているかというのは、海外見ればよくわかる。日銀の金融政策との関係で賃金上昇のところばかりがクローズアップされるけど、年金利回りや預金金利なども労働者の権利の一環としてトータルに見ていく必要があるのよ、本当は。