[ワシントン 2日 ロイター] - 米ホワイトハウスは2日、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を開発したオープンAIのほか、グーグルを傘下に持つアルファベットとマイクロソフトのトップを4日にホワイトハウスに招き、AIを巡る重要な課題について話し合うと明らかにした。

会合にはハリス副大統領のほか、ザイエンツ大統領首席補佐官、サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)、国家経済会議(NEC)のブレイナード委員長、レモンド商務長官らが出席。ホワイトハウス当局者は会合では、リスクや潜在的な害を軽減しながらイノベーションを推進することの重要性が強調されると述べた。

急成長するAI技術を巡っては、プライバシー侵害のほか、偏見や誤報などを拡散させるおそれがあるなどの懸念が出ている。ロイターが入手した会合の招待状には、一般に公開する前に製品の安全性を確認する必要があるというバイデン大統領の考えが記されている。