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一口に「ゾンビ企業」といっても、直面する経営課題は様々です。実際、「国際決済銀行(BIS)」の定義に基づき、帝国データバンクが推計した18.8万社のうち、経常赤字など「収益力改善」が課題の企業(=経常赤字)はゾンビ企業全体の6割にのぼります。
また、「過剰債務解消」や、債務超過など「資本力の改善」が課題の企業もそれぞれ4割前後を占め、これら3つの課題がすべて該当する企業も全体の約2割の3.3万社を占めています。
もちろん、これらのゾンビ企業がすぐに倒産するわけではありません。ですが、年間倒産件数(約6800件)の約5倍に匹敵する企業が「潜在的な倒産リスク」を抱えていることを示しており、今後の倒産増加が懸念されます。