アフリカ安定化へ、5億ドル支援 日ガーナ「透明な融資」で一致
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素晴らしい。日本はアフリカにもっと投資するべきかと思います。私自身も3月にアフリカに滞在しケニア・ナイロビとエチオピア・アジスアベバの発展を目の当たりにしました。確かに失業者も溢れていますが、若い人口があれだけおり労働意欲も高い。非常に将来性を感じさせる地域でした。日本はアフリカでODAなどで先行していたはずなのに、気がつけば中国の投資だらけになっています。ここでしっかりアフリカに目を向けることで、日本の経済発展にも寄与するのではと思います。
注目のコメント
「透明な融資」という新しいワードが登場しましたね。
なお、この5億ドルは、反フランスが転じてロシアへの急接近が懸念されているサヘル地域・ギニア湾岸諸国(とくにマリ、ブルキナファソなど)の安定に向けた支援とのこと。また、日本と同様現在非常任理事国であるガーナに「現在の安保理(常任理事国)は第2次世界大戦の勝利国であり、現実を反映していない。改革を何としても進めなくてはならない」と言わせています。
さらに、この記事には書かれていませんが、エジプトに続きガーナでも、北朝鮮の核ミサイルへの対応への協力を呼びかけています。
ちなみにガーナは、ウクライナ以降の世界的な金利高で債務返済が滞りデフォルトしたのですが、ユーロ債の借りすぎによるもので中国からの債務は大きくありません。にも関わらずガーナのデフォルトと中国を連想させるような印象付けもなされていますね。ガーナ大統領主催晩餐会におけるスピーチ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100498951.pdf
「日本は、サヘル地域とギニア湾沿岸諸国の平和と安定に寄与し、持続可能な成長を促進することを目的として、今後3年間で、約5億ドルの支援を行っていきます。また、PKO訓練センター支援を通じ、アクラ・イニシアティブを支援します。 」
PKO訓練センターへの自衛官の講師等派遣
https://www.mod.go.jp/j/approach/kokusai_heiwa/pko/pko_center.html
アクラ・イニシアティブの参加国:西アフリカ5か国
https://ecfr.eu/special/african-cooperation/accra-initiative/
・目的は、「国境を越えたテロリズムの広がりを阻止すること」
つまり、現在はこの5か国の中ではブルキナファソが最悪ですが、アル=カーイダとそれに次ぐ規模でイスラーム国が村落を襲っては略奪して、大人は殺して少年少女は戦闘員にするといった蛮行を全国で繰り広げています。
政府はこれに対処できず、怒った軍部が各国でクー・デタを繰り返していますが、やはり対処できていません。
EUは何とかするためにフランス軍が進駐しましたが、撤退に追いやられました。
西アフリカ諸国はロシアを頼り、ワグネル社が送り込まれてきています。
この状況を、何とかしようということです。
日本の援助資金の出どころについては、
・日本は国際的には世界1の債権国であること
・この世界1の債権は、どのように活用可能であるのか、調べるとよいでしょう。
キーワードは、財政投融資、外貨準備、ドル建て米国債、です。
日本政府はいろいろなところで事細かに説明していますが、ちゃんと読まれていないようです。
https://t.co/bsdmocDNe2帰国後、訪韓して日韓首脳会談とのこと。駆け足の外交が続きます。G7サミットあとに総理が考えることは何か。子ども政策の進ちょくとともに、注目の5月。再び選挙風が強まるかどうか。