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国への「脅威」を防ぐために
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戦争は、陣地に籠って守る側の方が損害は少ないので、攻め寄せる側は犠牲を覚悟しなければなりません。
 犠牲を出さないで突破を図るには、
① 圧倒的な砲撃によって敵陣地を潰す
② 空爆によって敵陣地を潰す
③ 戦車などの装甲に守られた状態で敵陣地を突破する
といった方法があります。

今、ロシア軍は重厚な陣地を構築済みであり、ウクライナ軍は、
① 砲撃で敵陣地を潰すには砲と砲弾、特に砲弾が不足しています。
② ウクライナ軍は、航空戦力が払底しつつあり、空爆は無理です。
③ 戦車250両と歩兵戦闘車1500台を欧米諸国から受領したことが、この攻勢を成功させうるという最大の根拠です。

ウクライナ軍は、虎の子というべき戦車と歩兵戦闘車、ヨーロッパ諸国で訓練を受けてきた最精鋭をこの攻勢に投入します。
 問題は、ロシア軍の陣地の堅牢さに加え、
・航空戦力においてロシア軍の優勢が確立されつつあること
・ウクライナ軍の地対空ミサイルが非常に不足していること
です。
 ロシア空軍によって、虎の子の兵力が撃破されるおそれがあります。

あとは、結局、ウクライナ軍がどれほどの戦果を目標にするか、にかかっています。
 大きすぎる戦果を狙って長距離の突破を図ればリスクは大きく、小規模な範囲の領土奪還にとどめるのであれば、それほど損害を蒙らずに済む可能性が高くなります。
ウクライナのゼレンスキー大統領は30日、「国境警備隊の日」にあわせて隊員らを前に演説、この中での発言だそうです。