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【考察】中国が「ベンチマーク」しているのはあの国だ

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    「中国共産党は、英米とは異なるタイプの資本主義を追求したがっています」
    ↑これはその通りで、というよりも、中国はどんなに政治制度を民主化してみても英米のような資本主義にはなれません。
     日本がそうなれなかったように、です。
     中国から見ると、日本は英米の真似をしすぎてうまくいかなかった、反面教師の国でしょう。
     人民元や円が、今のままの世界で基軸通貨になることはないし、日本や中国の銀行や証券会社がJPモルガンやバークレイズのようになることはできません。
     ニューヨーク市場やシカゴ市場、ロンドン市場のような取引市場を国内に持つことはできません。
     金融が主要産業になりうる、というのは、英米が2度の世界大戦で得た特権です(英国の場合、ナポレオン戦争での勝利も含む)。

    中国が目指すのは、今のドイツ以上に、国家社会主義的なドイツ、ナチス時代の経済体制に近いものになるでしょう。
     今のドイツの経済もEUの共同市場を前提としたものですが、中国も国内市場だけではなく、東アジア地域を中心とした、独占的な地域市場を必要とするでしょう。
     独占的、というのは、BYDが成長すればフォルクスワーゲンもテスラもトヨタも排除され、アップルやアマゾンも排除される、ということで、これは軍事力を前提にした国際関係的な手段をとらねば実現できないことです。
     中国政府が企業の経済活動や国民の教育まで統制しようとするのは(金融よりも製造業)、国外への膨張を含む国策に企業も国民も従属させようとするものですが、単に製造業の競争優位性によって市場を席捲しようというだけではなく、戦時体制的な統制経済を確立していくことになります。たとえ、戦争を前提にしていなくても、です。
     EUが戦争なしにできあがったように、日本、韓国や東南アジア諸国が(もちろん台湾も)自発的にこの中国的政治・経済体制に従属していくのであれば、戦争にはならないかもしれませんが、そのような中国にとって容易すぎる展開にはならないでしょう。
     ナチスの政治・経済体制が、第2次世界大戦を引き起こすことが避けがたいものであったのと同じことです。


  • ノンフィクションライター

    ワンさんによる「中国論」は興味深い内容でした。とりわけ英米とは異なる資本主義を追求しようとしている中国が(一部でも)ベンチマークしている国には、納得感があります。
    AIなどのソフトに注目が集まるとハードウェアの重要性が薄まっているように思われがちですが、製造業は軽視できません。その根幹をどう握るかという視点において、日本も無視できない話だなと改めて思うに至りました。


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    NCB Lab. 代表

    中国は権威主義によって、自らのパワーを失っている。外へのパワーではなく、内へのパワーが強まり、バランスを崩しています。


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