[ヒューストン 28日 ロイター] - 米石油大手エクソンモービル が28日発表した第1・四半期決算は、利益は前年同期比2倍以上となり、第1四半期としては過去最高益を更新した。市場予想も上回った。

純利益は114億3000万ドル(1株当たり2.79ドル)となった。これにはロシア撤退に伴う税引後評価損34億ドルが含まれる。リフィニティブがまとめたアナリスト予想のコンセンサスを9%上回った。前年同期は54億8000万ドルだった。

キャサリン・ミケルズ最高財務責任者(CFO)は、増益の主因は生産量の大幅な増加だったと述べた。新たな海洋開発や精製施設の立ち上げが貢献した。

石油・ガス生産量は前期比日量約16万バレル増の同383万バレル。2019年以降、最大の増加幅となった。