スーダンで停戦延長合意、米は違反を懸念 首都など戦闘続く
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開戦から2週間、6回目の停戦合意ですが、その間、戦闘が止まったことは全くありません。
米国が言ってくるので、米国の顔を立てて、「停戦するする」と言っていますが、首都ハルトゥームを含めて、各地で激戦が続いています。
激戦地はハルトゥームと、それから南西部ダルフールです。
ハルトゥームの戦いでは、戦力が伯仲していて、どちらかといえば、緊急支援隊(RSF)が押しています。
ただし、対するスーダン国軍は空軍の一部を維持しているので、ハルトゥームへの空爆を続けています。
そもそも、スーダン国軍にも緊急支援隊にも統治能力など無いので、どちらかが首都を制圧すれば全国的に行政やインフラが機能するようになる、ということは起きないです。
首都を含む各地の都市を瓦礫にしながら、略奪を続けることで戦闘を維持するでしょう。
スーダンという国家が(もともとあまり統治が機能していない国でしたが)解体するかどうかの瀬戸際ですが、おそらく解体します。
各地で軍閥や宗教武装勢力、部族会議が割拠するようになるでしょう。中央政府や大規模なインフラの維持は難しいのではないでしょうか。
なお、当然ですが、帰るところのある外国人は恵まれていて、現地のスーダン人の方が苦しいです。特に、逃げるだけの力がない人たちが。金もなく難民になるのはみじめなことです。
逃げるかとどまるか、ハルツーム住民の苦渋の決断 スーダン
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-65383307
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