鶏と卵、そろりとスタート 水素ステーション設置進む
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前にも書きましたが、FCVの最大の魅力は従来の消費者行動と従来のビジネスモデルを変えることなく代替可能であるという点。そうなるとガソリンスタンド業界は投資をしてでも生き残りをかけてFCVの未来に賭けるのも自然な動きですよね。
トヨタはFCVを本気で普及させようとしている訳で、何も行動しない事がリスクになる。
EVの充電スタンドもペースは遅いが設置は進んでいる。水素ステーションが一日で何百、何千と設置出来れば悠長に待つのもいいかもしれない。でも現実はそうではないし、設置出来るスペースや土地も無限ではない。FCVよりも普及しているEVに勝負を仕掛けているのに、何もしなければ差が開くだけで不戦敗になってしまう。
MIRAIを買ってくれた人たちに、次もFCVを買おうと思ってもらわないとFCVは普及しない。EVには充電スタンドが必要だがFCVには水素ステーションが必要。ユーザーに便利に使ってもらう為に水素ステーションを設置しているだけの話。
