中国当局、銀行に預金金利のさらなる引き下げ指導=関係者
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家計部門の預金が異常に増えています。
記事にもありますが、家計部門における人民元預金は、2022年一年間で17.8兆元(約356兆円)増えており、統計が遡れる2004年以降で最高となっています。2021年よりも7.9兆元多い状況です。
コラム(※)でも書いていますが、この貯蓄は高所得者層に偏っており、高級品やサービス消費の回復が期待される一方で、財消費の伸びは限定的となるとみられます。その影響から工業生産も低迷しています。工業生産は前年比3.0%増にとどまっており、中でも製造業は2.9%増と低調です。
※急回復する中国のサービス消費。インバウンド需要の期待も高まる
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00109/00055/