日本人を含む国連職員と家族、きょうにもスーダンから退避 400人以上が死亡、停戦期間中も銃声響く
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スーダンの首都ハルトゥームからジブチまでは約1700km、途中でエチオピア国内も横断しなければならず、陸路だけでいくのはまず無理です。
ハルトゥームから比較的安全な港湾都市ポートスーダンまで陸路で移動し(約800km)、そこから海路なりヘリコプターなりでジブチまで移動し、自衛隊機に乗せてもらうしかありません。
ハルトゥームからポートスーダンまでの陸路での移動は、他の諸外国の数万人も移動を希望しており、一斉に動くのは無理でしょう。それだけの車両が用意できるとは思えません。ガソリンはポートスーダンまで船で持ってこれるとしても。
諸国の間で、バスやトラック、その他の車両を確保して、できるだけ安全な内に脱出する算段や駆け引きがめぐらされているでしょう。
スーダン人にしても、何万人もの人々が戦闘の続く首都から脱出を試みているし、できれば外国に逃れたい人が多いでしょう。
友好国と車列を組んで、比較的信用できる護衛を雇う(というよりも、内戦の当事者たちである軍閥を買収する)必要もあります。日本人は飛行機にたどり着いたのだろう。迅速に手配ができたようで安心した。こういうときは、相手の国、経由地の政府関係者、関係団体と自衛隊との間に立って手はずを整えるべく仕事をしたひとがいるはず。邦人退避作戦のモデルケースになるような結果を期待したい。
スーダンにいる在留邦人のみなさん、いま退避したようです。このまま無事戻れますように。
米国はジブチからフライト(ヘリコプターまたは軍機)を飛ばして米国民の避難を完了させたとのこと。引き続き、同盟国の退避に協力している、としています。
ただ、こうやって外国人がいなくなると、ますます情報がとれなくなり、人々が危険にさらされる可能性が高くなります。