グーグル、広告事業に生成AI活用へ=FT
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広告主が特定の宣伝広告に関してクリエーティブな画像や動画、文章などを提供するとあるので、枠ごとのリサイズやコピーのバリエーションをAIが作ってくれるようになるみたいなことかな?
これが実用レベルになっていれば、クリエイターはキーとなるメッセージの骨子を考えるのに工数を使えるようになるので、恐れずにどんどん取り入れてみるのがよさそう。
楽しみです!ケンブリッジアナリティカの内部告発本「マインドハッキング」で描かれているのは、政治的思惑を持った資産家をクライアントとしてFacebookデータを買取り、日々のアクティビティから抽出される属性、思想、指向などに合わせてその人に「響く」フェイクニュースを作り、ばら撒いてトランプ政権を誕生させたという話。
当時はフェイクニュース職人が粛々と作っていたのだろうけど、生成AIで容易にパーソナライズされたフェイクニュースやフェイク広告を作れるようになると恐ろしい世界になるなと感じました。
もちろん、AIの良い面にも目を向けていきたいけれど、医療の進展と同様に、考えなければならない倫理規範、ルールが沢山ありそうです。クリエイティブの自動作成や自動ターゲティングは10年以上前からあるし、AIをどこまで定義するかにもよりますが、かなり前から進んでいる事。
今回異なるのが、ChatGPTなどのエンジンを使って今までにない精度に飛躍していく事で、その精度はプライバシーに直結する事だというのが問題。
広告のプライバシー対策についてわかりやすいのは、ネット上の閲覧や行動履歴を保持する「クッキー問題」で、各所が対策の手は初速ですが打っているのが幸いで、もしクッキー対策してなかったらリタゲのChatGPT天国になってしまい、閲覧履歴や入力情報をゴッソリとられて広告クリエイティブにされて、酷い事になっていたでしょう。
倫理重要。ヤンチャな広告業者が増えませんように。