世界で最も富裕層が多い都市、ニューヨークが再び首位-東京は2位
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格差の観点ではミリオネアの数が多いぐらいが丁度いいのかもしれません。逆に狙って「ビリオネアを増やしすぎず、ミニオネアを最大化する」のは難しい政策テーマでしょうから。
日本としてどうしたいか、思想や目的が問われますね。アメリカばかり見ているとビリオネア数で勝負したくなるのでしょうが、ビリオネアが増えるごとに格差や分断が進み、局所的な豊かさで安全や安定が毀損されている可能性もあります。
もう一つは都市部への一極集中と地方の位置付け。都市の競争力を考えるのか、国全体を考えるのか。思想や目的が問われるものの、そこにコンセンサスがないのが今の日本の状況。この記事については、1億3400万円以上の資産を持つ人数を示しているので、総資産とは違うというのがポイントかと思いました。桁違いな富裕層がいたとしても1人にカウントされるため、総資産で計算するとまた違う結果が出るかもしれません。
実際、表を見ると、ミリオネアの数は東京が2位ですが、ビリオネアの数は他の国に大きく負けています。
統計を見るときに漠然と理解すると、何となく東京は世界で2番目に裕福な国なんだと思ってしまいますが、実は裕福な人が多い国という理解ができます。また、人口あたりの計算ではないことから、人数が多い国の方が有利に感じます。
いろんなバイアスを知りながらデータを見ると、この数字が表している事が理解できます。普通に考えるとGDPの大きさと比例して、富裕層も多くなりますよね。
2021年の都市別GDPランキングでは世界1位が東京で、2位がニューヨークでした。
2022年の都市別GDPランキングはまだ確認できなかったのですが、円安もあり1位の座を明け渡した結果なんだろうなと推測しました。