(ブルームバーグ): 17日の株式市場でグーグルの親会社アルファベットが急落。1日の下げとしては一時約2カ月ぶりの大幅となった。韓国のサムスン電子が自社の端末製品に初期搭載するサーチエンジンをグーグルから米マイクロソフトの「Bing(ビング)」に切り替えることを検討していたとの報道が手掛かりだった。
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は16日、社内メッセージを基にグーグル従業員は今年3月にサムスンの検討を知り、衝撃を受けたと伝えた。同紙によれば、アルファベットとサムスンは現在契約を交渉中で、サムスンが引き続きグーグルを選ぶ可能性はある。
ニューヨーク株式市場でアルファベットは一時4%安。このまま取引を終了した場合、2月上旬以来の大幅安となる。マイクロソフトは一時1.9%高。
原題:Google Falls on Report Samsung Has Weighed Bing for Search
(抜粋)
--取材協力:Sohee Kim.
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