教員免許持たぬ「社会人教員」の採用広がる 人員不足や長時間労働の解消へ
コメント
注目のコメント
特別免許活用とはいえ、工業科、看護科、情報科、農業科はもともと教員数が少ない科目です。本丸はいわゆる5教科ですが、記事中では英語に触れられている程度の活用です。
私立の学校では、社会人経験や学位に注目して教える技量に問題がなければ、いろいろな科目で活用事例がありますが、公立での活用事例はまだまだ限定的ですね。進学塾というものがある以上、科目に関して教える力は国の免許を持たぬ塾の方が圧倒的に上ということの証左でしょう。
では人間性を教えられるのかというとそこについてもいじめ事件の際の教育委員会や現場の動きを見ているとそのような力もなければ働きもできていない。
むしろ逆と感じることの方が多い。
無論教師全員ではないですが、組織としては国民、親が期待する役割は果たせていないのでしょうね。
考えてみると車も免許があるからといっても違反は多くありますし、そんなものなのでしょうね。
要は能力の証明ではないし、あまり免許自体に意味はないということでしょうね。教員に「なりやすく」する施策の前に、
「なぜ、なりたい人が減り続けるのか」に真剣に向き合うべきなのです。
増え続ける業務、一方で増えない給与、そして様々な社会的プレッシャー。
こんな”業界”に、就職しようという人がいったいどれだけいるか。
しかし教育行政はお金をかける気もないし、教員に皆押し付ければいい、
そういう前提から離れず、こうして小手先の”改革”で誤魔化そうとし続けてします。
加えて言えば、
ついこの前まで、教員免許更新をうるさく言い、
うっかり失効でもしようものなら、とんでもないバッシングがありました。
それが、更新講習がなくなった途端に「免許がなくても…」です。
これでは、法外とも言える高額な講習費を自己負担して更新した、
大多数の現場教員の士気も挫いている、とんでもない愚策です。